Geo F e m


機能説明及び動作環境


Geofemの機能について】
◆このプログラムは,有限要素法により,地盤の安定・変形解析を行うもので,構造物 との相互作用をも考慮した地盤の静的な解析に関しては,ほとんどの検討が可能な汎用プログラムです.
◆安定解析に関しては,通常の強度定数cとφを用いて,地盤の支持力,斜面安定,土圧の計算が可能です. このような解析においては,非線形性の強い材料を扱うことになり,通常の計算法では解が発散することが 多かったのに対して,このプログラムでは,仮想的な弾・粘塑性法を取り入れた特別な計算アルゴリズムを 採用しているので,常に安定した結果が得られます.
◆変形解析に関しては,土の変形と間隙水圧の変化を連成させた手法を用いています. また,圧密をうまく表すモデルとして種々のものが用意されており,解法も安定解析と同様の手法を用いているため, 常に安定した解が得られます.また,実際の盛土や掘削の施工条件を忠実に反映した解析が可能となっています.

◆次の要素が使用できます.
(1)土やコンクリートを表す平面要素(二次元解析用)
(2)土やコンクリートを表す立体要素(三次元解析用)
(3)ケーソンと土の相互作用を表す線ジョイント要素(二次元解析用)
(4)ケーソンと土の相互作用を表す平面ジョイント要素(三次元解析用)
(5)矢板などの構造部材を表す二次元はり要素と三次元はり要素

◆次の力学モデルが使用できます.
(1)線形弾性
(2)非線形弾性
  ○ダンカン・チャン
  ○テーブル形式
  ○港研方式杭のはり
(3)弾塑性
  ○モール・クーロン
  ○カムクレイ
  ○弾塑性はり
(4)弾・粘塑性
  ○関口・太田

GeoFemの動作環境】

◆対応機種    PC-98シリーズ /AT互換機(DOS/V機)
◆CPU     Pentium 100MHz以上
◆メモリー    32MB以上
◆ハードディスク 約50MB以上の空き容量が必要
◆OS      Microsoft Windows95
         Microsoft WindowsNT3.51以上
*以上記載されている製品名は,各社の商標及び登録商標です.

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