既存港湾施設の点検・補修・利用制限等の判断に資する情報提供システムについて


既存港湾施設の点検・補修・利用制限等の判断に資する情報提供システムは、維持管理計画等に基づき実施された一般定期点検診断結果等をもとに、港湾施設の補修時期やLCC情報、劣化の位置情報、類似施設の事故事例等を情報提供し、港湾管理者等の効果的な点検診断や補修、利用制限の時期・範囲等の判断を支援するものです。


【計算対象施設】
本システムは、以下に示す係留施設を対象としています
  A) 係留施設(桟橋、矢板式係船岸、重力式係船岸)
  B) 外郭施設(重力式防波堤等)
  C) 臨港交通施設(臨港交通道路橋、臨港道路)

システム導入の手順について
1.対象機種
  (1)対象機種
 本システムは、Microsoft Excelの機能(VBA、アドイン)を使用して作成し、データはMicrosoft Accessの.accdb 形式で格納しています。Microsoft Excel 2010〜2016(32bit/64bit)及びMicrosoft Access 2010〜2016(32ビット/64 ビット)上で動作することを確認しています。また、OSとしては、Windows 7、10(32bit/64bit)がインストールされているWindows PCで稼働することを確認しています。(その他の機種での動作確認は行っておりません)
  なお、Microsoft Access がインストールされていない場合は、Microsoft Access Database Engine(MSADE、Microsoft の配布する無償のドライバ)をインストールすると利用いただけます。
 (2)必要なハードディスクの容量
  本システム本体及び附属ファイルの合計サイズ(最小サイズ)は約17MB です。 ただし登録施設数が増えると、ファイルサイズも大きくなっていきますので、インストールする際は、ハードディスクの空き容量が十分にあることを確認してから行なってください。

2.システムの導入
 (1)ファイルのダウンロードと解凍
  ダウンロードしたZipファイル(INFO-SERV.zip)を解凍してください。
 (2)インストールフォルダへのコピー
  上記(1)で解凍すると「INFO-SERV」というフォルダが作成されます。当該フォルダをインストールしたいフォルダにコピーもしくは移動してください。
 (3)本システムの事前準備
 本システムを実行する際は、以下の準備作業が必要となります。
 a. マクロのセキュリティレベルの変更(本プログラムはEXCELのマクロを実行するため、マクロの実行が可能となるよう設定する必要があります。)
 b. 信頼できる発行元に関する設定変更(マクロを実行する上で必要な設定です。)
 c. アドイン(ソルバーアドイン及び分析ツール)の追加
 なお、上記の具体的な設定方法は添付の利用マニュアル(4ページから6ページ)をご覧ください。
 (4)本システムの実行
 上記(2)でコピーもしくは移動したフォルダ内(INFO-SERV > 情報提供システム > 性能評価ツール > 性能評価ツール_(計算対象施設))に“性能評価ツール_(計算対象施設).xlsm”が実行システムになりますので、EXCELで当該ファイルを開いてください。

[使用許諾契約書]
1.本システムに関する権利
本システムの著作権およびその他の無体財産権ならびに所有権は国土技術政策総合研究所(以下、当研究所という)に帰属します。 使用者は、本プログラムに関して使用することができるだけで、修正、改造、ソフト解読、翻訳することは一切できません。 また、本プログラムに関する当研究所の権利及び第三者への再使用許諾権を得るものではありません。
2.保証と責任
本システムは、使用者の責任にてご使用頂くものです。 本システムは、使用者の装置にて利用されることを前提として提供されます。 適用される法規により許される限りにおいて、当研究所は、応答の的確性、使用結果を含め、明示、黙示を問わず、 本システムに関して何らの保証をするものではありません。適用される法規により許される限りにおいて、当研究所は、 本システムの使用、若しくは使用不能に起因して生じた、利益の損失、障害、情報の消失による損害、 その他の金銭的な損害を含め、いかなる特定の偶発的、間接的若しくは派生的損害についても、責任を負いません。 例え、当研究所がそれらの損害発生の可能性について知らされていた場合も同様です。 法規若しくは裁判所の判断により、上記の派生的、偶発的損害についての責任の除外若しくは制限が許されない場合、上記制限は使用者に適用されません。

[使用条件について]
1.本システムの妥当性や結果に関する判断は、使用者が行うべきものであり、当研究所はその結果に関してどのような形でも責任を負いません。
2.本システムの使用にあたっては、本プログラムが特定の用途を目的としたものであることに注意が必要です。


[使用上の留意事項]
1.本システムの実行中は、極力他のソフトウェア等を操作しないようにしてください。
2.他のソフトウェア等を操作した際に、本システムからパスワードの入力が求められる場合があります。この場合、キャンセルボタンをクリックしていただくと処理が継続されます。

●なお、これらのデータは、予告無く変更される場合があります。

本システム
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39.0MB

本システムには「パスワード」が設定されていますので、
使用希望者は下記のメールアドレスに問い合わせ下さい。
ysk.nil-46lcc-computer●gxb.mlit.go.jp(●を@に変更してください)