統合データベースとその目的
統合データベースとは港湾整備業務における調査・設計から維持管理に至るまでに取り扱われる多種多様の情報(データベース、電子ドキュメ ント、CAD図面データ等)を電子的に保存し、通信ネットワークを介して港湾業務全体で一元的に運用、共有利用を行うための総合的な情報 システムを示す概念です。
業務に必要とする情報を容易に取得し再利用することで、業務の効率化を支援します。統合データベース導入の目的は、以下のとおりです。
統合データベースは特定のシステムやデータベースを示すものではなく、既に稼動しているシステムおよびデータベースの持つ機能、データを 結び付け、データの再利用やより詳細な情報を取り出すことを実現する仕組みで構成されるシステムの集合体として実現されます。
- 港湾整備事業に関わる全ての情報を連携させ、港湾施設のライフサイクル全体の効率的な情報管理を行う
- 通信ネットワークを利用した情報の検索・利活用を可能とし、業務の効率化を進める
- 様々な関係者間での情報共有・意識共有を可能とし、港湾整備事業の効率的な実施を支援する
このシステムは、その役割と目的から港湾整備事業支援統合情報システム(案)と位置づけることができます。
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