港湾技研報告

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港湾工事環境における鋼材の腐食速度推定に関する実験研究

港湾技研報告 VOL.001 NO.01 1963.02

執筆者善一章
所属構造部

要旨

 基礎地盤へ打込み可能な測定電極を考え、これを用いて港
湾工事における各種類の環境の鋼材腐食性が比較的簡単に予
測できるような推定法の検討を、1958年10月から19
60年3月にかけて実施した。以下に報告するところは、提
案した推定方法の実験室におけるキャリブレーションの過程
、試作測定電極の形状・寸法の差異に基く測定の難易、およ
び各国における推定方法との比較について実験・検討した結
果である。もちろん、これは現場における鋼構造物について
の永年観測結果を待って始めて充分な実用性が立証されるべ
きものであるが、ここでは、その可能性について言及する。


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