大規模な風洞水槽（７０ｍ×１．５ｍ×１．３ｍ）を用い
て、減衰域での風波の測定がなされた。波の記録から直接得
られた。波の諸特性と共に、波の一次元スペクトルが解析さ
れた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　減衰域での伝播に従って、二番目のピークは徐々に消滅し
た。卓越波のピークの近くの過剰エネルギーも減衰域で徐々
に減少した。そのうちのある部分は、砕波によって低周波数
側へ移行しているようであり、また他の部分はよくわかって
いない複雑な機構によって消滅しているようである。　　　
（欧文報告？５）