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荷重除去に伴なう粘土の膨張について
港湾技研報告 VOL.004 NO.01 1965.02
執筆者 | 藤下利男 |
所属 | 構造部 (土質試験課) |
要旨 | 地盤より採取した試料のセン断試験においては、試料が膨 張していれば、原位置における土のセン断強さを過小評価す ることになる。地中より採取した試料のセン断強さ、特に一 軸圧縮強さの減少の原因としては、採取に伴う練り返し効果 が一般に指摘されていた。しかし著者は練り返し効果ととも に、荷重除去による土の膨張もセン断強さ測定の誤差の大き な原因であることに着目し、試料の膨張を少くするための新 型のサンプラーを考案した。試料採取における拘束応力の除 去がセン断強さにいかに影響するかについては、Skemp tonおよびSowaが飽和した粘土について実験的研究を 行っている。 |
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