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地震時土圧に関する一考察−乾燥砂の場合−
港湾技研報告 VOL.004 NO.02 1965.02
執筆者 | 荒井秀夫 |
所属 | 構造部 (振動研究室) |
要旨 | 地震時土圧は大正5年佐野によって耐震設計法に震度の概 念が導入され、これを土圧に対しても適用されたことにより 、始めて定量的に扱われるようになった。佐野は地震動が物 体におよぼす効果を表わすのに、地震動の最大加速度αと重 力の加速度gとのκ=α/gを用い、これを震度と名付けた 。Wを物体の重量とすれば地震力はκ・Wで表わされる。地 震時土圧に対しては斜面上の物体の限界平衡を考えて、砂の 安息角におよぼす地震力の影響を表わす(1・1)を導き、 この地震時安息角を常時の土圧式に適用すればよいことを提 案した。 |
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