港湾技研報告

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水噴射エゼクタの設計について

港湾技研報告 VOL.006 NO.02 1967.01

執筆者守口照明
所属機材部 (作業船研究室)

要旨

 水噴射エゼクタについての研究は、“深掘浚渫に関する研
究”の一環として、昭和35年4月(当時、港湾局・調査設
計室)より始められ、実験装置としては、もっとも単純な形
状の2次元模型実験装置をはじめ、各種形状のノズルおよび
デフューザを使用して、広範囲な実験を行ってきた。その間
、研究成果の一部を港湾技術研究所報告として発表し、その
中で筆者等は、エゼクタの効率を求める計算式を導き、最大
効率の得られる流量比の求め方、効率最大の点を設計点とす
るエゼクタの設計法の基礎的考え方等について提案した。し
かし、これらの報告は、いずれも実験の進捗にともなって発
表してきたために、実際のエゼクタの設計にあたっては、か
ならずしも便利なものとはなっていない。本報告では、第一
章および第2章において、エゼグタの原理および計算式を、
第3章でエゼグタの設計について述べた。        


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