港湾技研報告

一覧へ戻る

浚渫用噴流装置に関する研究(第3報)−噴流装置を用いた港湾工事用機械についての2,3の実験−

港湾技研報告 VOL.006 NO.03 1967.01

執筆者岩田尚生
所属機材部

要旨

 噴流装置の港湾工事用機械への応用について、3種類の試
作機械装置による実験結果を紹介することにした。    
 試作機械装置の内容は次の通りである。        
 (1) 空気中および水中においてコンクリート製の方塊
    類の移動作業を行なうに適した噴流装置応用のつり
    上げ装置。                  
 (2) 浚渫船や土運船の泥そうから土砂を水力輸送する
    場合に使用するための噴流装置を用いた土砂の混合
    供給装置。                  
 (3) 浚渫用ポンプの吸込口外部から、吸込口に向って
    噴射する型式の噴流装置において、ノズルと吸込口
    間の距離や吸込口形状と加圧能力の関係等を調べる
    めのポンプしゅん渫船のサクションヘッド模型。 
 上記の試作機械装置による実験結果では、何れも製作の際
の計画能力に対して、充分満足な性能を発揮することができ
た。                         


一覧へ戻る

お問い合わせはkikaku@ysk.nilim.go.jpまでお願いします。

(C)Copyright 1996-2007 Nationnal Institute for Land and Infastructure Management(NILIM)
No reproduction or republication without permission.