港湾技研報告

一覧へ戻る

土砂の水力輸送に関する研究−水平管流における限界流速について−

港湾技研報告 VOL.006 NO.06 1967.04

執筆者八木得次,入江義次,青木幸男
所属機材部 (流体輸送研究室)

要旨

 土砂の管路輸送を能率的に行なうには、流速に応じて、土
砂の流動状態がどのように変化するかを知る必要がある。こ
のような事から、摺動限界流速および浮遊限界流速を求める
ための室内実験を行なった。              
 この実験装置は、管径、100?、全長約70mで、管路
の途中に8mの交換可能な内径50、75、100?の測定
管を設けている。測定は、長さ3mの継目なしの鋼管、アク
リル樹脂製の透明管部で行なった。供試材料は、平均粒径0
.25、0.81、1.28、7?のものを使用した。計測
には、差圧計、電磁流量計、含泥率計、計量バケツ等を使用
した。土砂の管内での流動状態は、透明管部分で、8?映写
機および直接目で観察した。              


一覧へ戻る

お問い合わせはkikaku@ysk.nilim.go.jpまでお願いします。

(C)Copyright 1996-2007 Nationnal Institute for Land and Infastructure Management(NILIM)
No reproduction or republication without permission.