港湾技研報告

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駿河湾台風6626号綜合調査研究報告−田子浦港の開発と過去の災害−

港湾技研報告 VOL.006 NO.07 1967.08

執筆者堀口孝男
所属水工部

要旨

 今日の田子浦港は昭和30年頃より検討され、32年調査
に着手し、33年より本格的に着工された。本港の計画は岳
南工業地帯の工業港として計画され、掘削土砂と買収面積の
経減の目的で潤井川と沼川の河口を港の位置と定め、なお大
量に出る掘削土砂は背後の低湿地帯の埋立用とし、埋立地は
工業用地とする計画ではじめられた。とくに田子浦港の面す
る駿河湾の厳しい自然条件を考慮し、波浪、漂砂、海底の状
態などの現地調査および模型実験を含む研究の結果、外郭施
設を備えた掘込港湾の形態を採用した。         


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