港湾技研報告

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沖積粘土のボーリングおよびサンプリングに関する研究(第5報)

港湾技研報告 VOL.009 NO.04 1970.12

執筆者松本一明,堀江宏保,奥村樹郎
所属土質部 (土質試験課)

要旨

 今回はサンプリングチューブの刃先角度、内径比、および
肉厚の相違が土の強さに及ぼす影響について調べた。   
 それらの結果を要約すると、次のとおりである。    
 1) 刃先角度はきわめてシャープな3°が最もよい結果
をえた。                       
 2) 内径比については指針で示す最大量(2%)と0と
の比較では内径比のない(0%)フラットなチューブによる
方がよい結果をえた。                 
 3) 肉厚については明瞭な差異は認められなかったが、
前回および今回の結果を総合して考えると、肉厚1.5〜2
.0?の範囲で土質に応じて使い分けることが望ましいよう
に思われる。                     


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