港湾技研報告

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沈埋トンネル耐震設計用スペクトルについて

港湾技研報告 VOL.011 NO.04 1972.12

執筆者青木義典,丸山浩
所属構造部 (材料施工研究室)

要旨

? 沈埋トンネルの耐震設計法には、スペクトルを用いる方
法と電子計算機による応答計算の2通りがある。本論文は、
このうち、スペクトルを用いる計算法の考え方について述べ
、計算に必要なスペクトルを提案するものである。    
 当研究所耐震構造研究室の強震観測網により得られた強震
記録のうち最大加速度50gal以上の記録49成分を、新
らしく開発した計算法により処理して、等価正弦波の周期と
変位振幅にまとめた。49成分をまず、観測地点の地盤に着
目してクラスA〜Cに分類し標準的なスペクトルを示し、続
いて、震源マグニチュードの大きさを考慮した分類も試みた
。                          


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