港湾技研報告

一覧へ戻る

超音波式波高計について

港湾技研報告 VOL.012 NO.01 1973.03

執筆者高橋智晴,佐々木弘,菅原一晃,鈴木?実
所属水工部 (観測調査課)

要旨

 沿岸波浪の表面波の測定器として、水中超音波を応用した
波高計の開発研究を進めてきたが、現地用の波高計として満
足すべきものを実用化し得たので、開発の経過、機器装置の
構造、特性および観測データ例についてとりまとめた。  
 この波高計は次のような特徴を有する。        
 ? 表面波形が直読的に求められる。         
 ? 測定波形は連続した電圧値として出力される。   
 ? 超音波送受波器は、波力の作用の小さい海中に設置さ
   れる。                     
 ? 超音波の伝播経路上に介在した魚類、浮遊物による不
   正信号の影響を防ぐ回路を具備している。     


一覧へ戻る

お問い合わせはkikaku@ysk.nilim.go.jpまでお願いします。

(C)Copyright 1996-2007 Nationnal Institute for Land and Infastructure Management(NILIM)
No reproduction or republication without permission.