港湾技研報告

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エアリフトの揚水性能式に対する一考察

港湾技研報告 VOL.013 NO.03 1974.09

執筆者岡山義邦,八木得次,佐藤義博
所属機材部 (流体輸送研究室)

要旨

 エアリフトポンプを実際に用いる場合、ポンプの大きさが
異ることによる揚水性能の変化を把握することは、その基本
設計において重要なファクタである。          
 本報告は、過去に行なわれた実験データを、ポンプの大き
さを表わす無次元項D/Lで整理することによって求められ
た特性実験式について述べたものである。        
 この式を用いることによって、最適なエアリフトポンプの
設計方法を論じた。同時に2種類のノズルを用いて、その揚
水性能に与える影響について調べた。          
 この結果、ノズル形状の影響は、ノズルの上方1〜2mで
消めつし、結果的に揚水量に対してはほとんど影響を与えな
いことがわかった。                  


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