港湾技研報告

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重力式岸壁の震度と地盤加速度

港湾技研報告 VOL.014 NO.04 1975.12

執筆者野田節男,上部達生,千葉忠樹
所属構造部 (沈埋構造研究室)

要旨

 過去の被害地震における岸壁の解析および強震観測の成果
等をふまえて、重力式岸壁の耐震設計に採用する震度と地盤
に発生する地震動の最大加速度との関係を検討し、次式を得
た。                         
 (式)(式は省略)                 
 ここで、地震動の強さに対応する震度(作用震度)は、過
去の12地震・49港・129岸壁に対する現行の港湾構造
物設計基準に拠る安定解析より求められたものであり、解析
結果によれば作用震度の上限値は0.25であった。各港で
の地盤加速度は、強震観測による実測データに基づく基盤最
大加速度−実効距離の関係を用い地盤の応答計算から推定し
た。                         


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