港湾技研報告

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定期船埠頭におけるバース数、泊地規模、貨物貯留量に関する事例研究

港湾技研報告 VOL.015 NO.01 1976.03

執筆者早藤能伸
所属設計基準部 (システム研究室)

要旨

 埠頭システムを解明するため、主に滞船関連が研究されて
きたが、今回はさらに貨物貯留関係をも同時に組み入れ、滞
船および貨物貯留についての汎用シミュレーションプログラ
ムを開発し、同時に在来定期船バースで比較的未解明であっ
た貨物関係の特性を明らかにした。それらをもとに応用可能
と思われるケースについて、バース数、泊地規模、貨物貯留
量の算定等を行ってマクロ的な計画に利用できるようにした
。さらに、複雑な条件を外した場合には理論的数表が用意さ
れているが、条件を付けた場合のシミュレーション結果と理
論により得られる数表を条件に応じて読みかえを行うことを
試み、今後シミュレーションのみに頼らず、マクロ的推計の
場合には、理論数表の読みかえの可能性を示唆し、今後の研
究につなげている。                  


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