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待ち合せ理論による最適バース数の決定に関する研究
港湾技研報告 VOL.016 NO.03 1977.09
執筆者 | 奥山育英,口田登 |
所属 | 設計基準部 (システム研究室) |
要旨 | 港湾におけるバース数の決定にあたって、オペレーション ズ・リサーチの一分野である待ち合せ理論を利用して得られ た研究成果に費用の概念を付加して、総損失費用の最小化と いう基準の下での最適バース数を求める図表を作成し、利用 法と問題点等にふれた。 利用するにあたって必要な入力情報は、バースへの船舶の 到着はポアソン到着、接岸時間分布は比較的よくあうフェー ズ2および3のアーラン分布のほかに両極端であるランダム の場合とレギュラーの場合の4種類の分布のいずれかでとり 扱い、?)船舶の平均到着λ、?)1バースあたりの平均処 理能力μ、?)単位時間あたり1バースあたりの遊休損失費 用cb、?)単位時間あたり1船あたりの船待ちによる損失 費用cωである。バース側の費用を、遊休損失費用とせず、 建設費と維持費の和c’bという形で与えた場合にも言及し 、この場合も動揺の図表で処理可能なことを示した。 |
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