港湾技研報告

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有限要素法と最適分割法について

港湾技研報告 VOL.017 NO.02 1978.06

執筆者東海林秀幸
所属機材部

要旨

 有限要素法による応力計算の精度は、変位関数と分割方法
で決定される。高次の変位関数はすでに開発されており、そ
の代表的なものはアイソパラメトリック要素である。一方、
構造物の効果的な分割方法は、現在まで検討された機会があ
まりなく、適当な文献も発表されていない。経験的に分割さ
れているのが現状である。本報告では分割方法によって応力
値がどのように変るかを数値計算例で検討し、分割のガイド
ラインをまとめた。さらに最適分割法の一つとして等エネル
ギー密度線に基づく分割方法を検討し、その効果を調べ、有
効な方法であることを確認した。            


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