港湾技研報告

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船舶の主要寸法に関する解析

港湾技研報告 VOL.017 NO.04 1978.12

執筆者寺内潔,吉田行秀,奥山育英
所属設計基準部 (システム研究室)

要旨

 本報告は世界中の船舶のうち、一般貨物船、石油タンカー
、鉱石専用船、旅客船、カーフェリー(単胴船)、木材専用
船、フルコンテナ船について諸元の相互関係について回帰分
析を行ったものであり、とり上げた解析項目は、総トン数、
重量トン数、純トン数、全長、満載喫水、型幅及びマスト高
である。                       
 資料の収集は、LLOYD(1975年版)及び日本船舶
明細書(昭和51年版)から行っており取扱い船舶数は約1
400隻である。結果は回帰曲線式で表示し利用しやすくし
ており、船型により内航船と外航船とに分け、計算領域を2
分して曲線式を算出している。その結果今日問題になってい
るバース諸元の不足の裏ずけとなる値が導かれおり、港湾関
係者にとって十分利用されうる報告といえよう。     


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