港湾技研報告

一覧へ戻る

東京湾口を航行する船舶相互間の位置関係に関する解析

港湾技研報告 VOL.022 NO.01 1983.03

執筆者早藤能伸
所属設計基準部 (システム研究室)

要旨

 泊地及び船路等の水域計画にあたっては,その形状または
交通容量等を決定するため,航行する自船と他船との位置関
係が基礎資料として欠くことのできないものである。   
 本研究は,レーダーを利用した東京湾の観測データである
2,300隻の船舶航行データについて船舶相互の位置関係
を解析したものである。解析は,電算機を利用して,相対位
置密度分布図,相対航跡図及び見会状況図を作成して行った
。                          
 解析の結果,東京湾を航行する船舶に関し,他船の前方・
後方及び側方通過距離並びに自船に交差する他船の避航開始
距離などを得ることができた。             


一覧へ戻る

お問い合わせはkikaku@ysk.nilim.go.jpまでお願いします。

(C)Copyright 1996-2007 Nationnal Institute for Land and Infastructure Management(NILIM)
No reproduction or republication without permission.