港湾技研報告

一覧へ戻る

大水深施工検査・海底探査技術の開発(第1報)−捨石マウンド等施工面検測技術の開発研究−

港湾技研報告 VOL.023 NO.01 1984.03

執筆者木原純孝,白井一洋
所属機材部

要旨

 本報告は大水深施工検査・海底探査技術開発の一環として
、超音波を用いた捨石マウンド等施工面検測装置開発のため
の室内及び現地実験について述べたものである。     
 技術開発の基本条件として、水深50mにて送受波器の水
平、垂直分解能は両方とも25?以下とし、これに適合した
送受波方式を理論的、実験的に検討した。        
 そこで200kHz、500kHzの送受波器ユニットで
各種送受波器アレイを試作し、10分の1対象物を用いた室
内モデル実験や実物大模型実験を行った結果、対象物に超音
波ビームの商店を結ばせた凹面配置のクロスアレイ型送受波
器を使用し、かつ受波出力の処理で分解能や傾斜物体の検出
能力が向上することがわかった。            
 また捨石マウンド海域で現地実験を行い、500kHz凹
面配置クロスアレス型送受面波器が捨石面検側に適している
ことがわかった。                   


一覧へ戻る

お問い合わせはkikaku@ysk.nilim.go.jpまでお願いします。

(C)Copyright 1996-2007 Nationnal Institute for Land and Infastructure Management(NILIM)
No reproduction or republication without permission.