港湾技研報告

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曲面部材の非線形挙動の解析(欧文)

港湾技研報告 VOL.024 NO.01 1985.03

執筆者清宮理,横田弘
所属構造部 (沈埋構造研究室)

要旨

 コンクリート製曲面構造は、陸上構造物では既に幅広く利
用されている。海洋構造物でも近年、消波構造などに曲面構
造が導入されてきている。これらの海洋構造物での曲面構造
は、従来の陸上での構造と異なった自然環境下に置かれる。
特に、部材の外側及び内側の両方向から繰り返し強大な波力
が作用する。このような外力下での曲面部材の力学的性質に
関しては、十分明らかになっていない。構造物の安全性を検
討するためには、耐力のみならず、変形能力、エネルギー吸
収能力、破壊のメカニズム等の非線形挙動を明らかにしてお
く必要がある。また、耐久性の観点から、過度のコンクリー
トのひびわれの発生を制限しなければならない。     
本報告では、模型載荷実験及び有限要素法による解析を通し
て、項番加力を受ける曲面部材の非線形拳動の解析を行った
。                          


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