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地震応答解析のための土の動的特性に関する実験的研究
港湾技研報告 VOL.026 NO.01 1987.03
執筆者 | 善功企,山崎浩之,梅原靖文 |
所属 | 土質部 動土質研究室 |
要旨 | 本研究は、地震時の地盤の応答解析を行うにあたって必要 な土の剛性率・減衰比に及ぼす諸要因(有効拘束圧、間隙比 、せん断ひずみ振幅、二次圧密時間、塑性指数等)の影響を 室内および原位置試験により定量的に把握したものである。 本研究では、まず乱さない試料を用いて詳細な室内試験を 実施し、剛性率および減衰比に及ぼす各種要因の影響を定量 的に評価している。室内試験用の試料は、主として我が国の 港湾地域から採取された試料で、室内実験装置は、当研究室 で開発された共振振動三軸試験装置を用いている。 次に、室内試験に用いた試料を採取した原地盤において、 PS検層法、孔間速度測定法等の手法の異なる弾性波探査を 実施し、各方法間の結果の相違や室内試験結果との比較など から原位置弾性波探査の精度、適用性について考察している 。 最後に、以上の実験結果に基づいて、原地盤における剛性 率および減衰比の簡易推定法の提案を行っている。 |
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