
空港舗装の新しい評価および補修方法の開発(欧文)
港湾技研報告 VOL.026 NO.05 1987.12
| 執筆者 | 佐藤勝久,八谷好高 |
| 所属 | 土質部 滑走路研究室 |
要旨 | 空港舗装が荷重作用や環境作用により破損し、供用性が低 下したり荷重支持力が不十分となると、なんらかの維持・補 修が実施される。今回路面性状や荷重支持力等の判定値に基 づき客観的に維持・補修の必要性を判断して維持・補修を実 施する方法を開発した。 まず、舗装の路面性状の実測値を用いて舗装の供用性を表 わす評価式を作成し、この式より求まる指数PRI(Pav ement Rehabilitation Index) に関し、維持・補修の必要性の基準値を求めた。 次に舗装構造の荷重支持力の評価に関し、従来の解体調査 に基づく方法に代わり、アスファルト舗装に対しダイナフレ クトを、コンクリート舗装に対しフォーリングウエイトデフ レメーターを用いた非破壊評価法を提案した。 一方維持・補修工法の設計についても、ダイナフレクトの 評価に基づくアスファルト舗装上のアスファルトコンクリー トによるオーバーレイ厚の算定法、多層弾性理論に基づくコ ンクリート舗装上のアスファルトコンクリートによるオーバ ーレイ厚の算定法、コンクリート舗装上の付着コンクリート オーバーレイのための新しい付着コンクリートオーバーレイ のための新しい付着工法、工場製作のプレキャスト版による 舗装工法等を開発した。 |
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