港湾技研報告

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航空機荷重作用下における空港埋設管の挙動

港湾技研報告 VOL.028 NO.01 1989.03

執筆者深海正彦,佐藤勝久,小林正樹
所属土質部 滑走路研究室

要旨

 従来、空港舗装下に埋設される管きょは鉄筋コンクリート
管等の剛性管が大半を占めていたが、その施工性や耐腐食性
に若干の問題があり、それらを解決する一方策としてプラス
チック素材からなる強化プラスチック複合管(FRPM管)
の使用が考えられた。しかし当該管きょは撓み性管であり、
空港埋設管として用いた場合の挙動やその設計法には不明確
な点が多い。                     
 本研究は、実規模試験を実施することにより、航空機荷重
作用下におけるFRPM管の挙動を把握するとともに、試験
結果および有限要素解析結果に基づき、管に発生するモーメ
ントおよび管変形量の算定法を提示したものである。   


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