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斜め入射波による混成堤マウンド被覆材の安定性に関する実験的研究
港湾技研報告 VOL.029 NO.02 1990.06
執筆者 | 高橋重雄,木村克俊,谷本勝利 |
所属 | 水工部 耐波研究室 |
要旨 | 斜め入射波に対する混成堤マウンド被覆材の必要重量につ いては標準的な算定法が定まっておらず、設計上の技術課題 のひとつとされている。本報告ではまず、マウンド被覆材の 安定重量がマウンド近傍での流速の6乗に比例することに着 目して、被覆材の安定重量に関する一般式を導いた。そして 、斜め入射波によって生ずる流速に基づいて安定重量を算定 する方法を提案した。堤幹部での斜め入射波に対しては発生 流速を微小振幅波理論により定式化し、堤頭部については数 値波動解析法による計算結果に基づいて定式化した。 次に平面模型実験を実施して、斜め入射波によって堤幹部 および堤頭部のマウンド近傑で生ずる流れの特性を明らかに し完成化の妥当性を検討した。さらに、波向き3種類,マウ ンド被覆材の重量を4種類に変化させて安定実験を行い,提 案した安定重量算定方法の妥当性を確認した。 |
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