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波力発電ケーソン防波堤の現地実証実験における観測データの解析結果
港湾技研報告 VOL.031 NO.02 1992.06
執筆者 | 高橋重雄,安達崇,中田博昭,大根田秀明,加藤久雄,鹿篭雅純 |
所属 | 水工部 耐波研究室 |
要旨 | 港湾技術研究所では、波エネルギー変換装置の機能を有す る波力発電ケーソンの開発を行っている。波力発電ケーソン は、通常の上部斜面ケーソンの前面に空気室と呼ぶ波エネル ギー変換装置を持つケーソンであり、防波堤や護岸に用いる ことができる研究は、1982年より始まり現在では基礎的 研究を終了している。 第一港湾建設局と沿岸開発技術研究センターを代表とする 民間企業20社が山形県酒田市で波力発電ケーソン防波堤の 現地実証実験を実施している。実験では、長さ20mの波力 発電ケーソン1函を設置し、発電運転をするとともに計測を 行った。現地実験における観測は1989年度冬期から19 91年度冬期まで行われ、入射波パワー、ケーソンの耐波安 定性、エネルギー変換性能などの貴重なデータが得られてい る。本報告は酒田港における実証実験の観測データを詳細に 解析し、その結果を報告するものである。 |
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