港湾技研報告

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ブロック舗装の港湾・空港舗装への適用性

港湾技研報告 VOL.034 NO.03 1995.09

執筆者八谷好高,野田工
所属土質部 滑走路研究室

要旨

 ブロック舗装として、海外の港湾・空港舗装で実績の多い
インターロッキングブロック(ILB)舗装、ならびにタイ
ルのような化粧材を表層に用いる化粧材舗装の2種類を取り
上げ、港湾・空港を対象とした設計法を構築することを目的
として試験研究を実施した。室内と現場の二種類の試験結果
から、以下のような知見が得られた。          
1)ILB舗装においては、ILB層の等価値を適切に設定
  した上で、アスファルト舗装の構造的設計法に準拠する
  方法が設計法としては妥当なものである。      
2)化粧材舗装においては、化粧材とコンクリート版の付着
  強度がアスファルト混合物同士の場合よりも小さいこと
  から、化粧材に構造的機能を期待することは難しい。 
  これらに基づき、ILB舗装と化粧材舗装の構造設計法
  の基本方針が明らかにされた。


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