港湾技研資料

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七尾港府中波除堤の沈下に関する調査

港湾技研資料 NO.0022 1966.01

執筆者松本一明
所属構造部 (土質試験課)

要旨

 七尾港府中波除堤は、能登半島東南に湾入する七尾湾南湾
の矢田新開(−)3.5米物揚場の前面に位置しており、延
長約330米で、構造は、基部に置換と粗朶沈床を併用した
ケーソン混成堤である。工期は10年間に亘って築造された
ものであるが、初期施工区域では、今回の調査までに沈下量
が最大約2mにおよび満潮時には海中に没する部分もあり、
波除堤としての機能を減じている。従って、この波除堤の復
旧(嵩上等)のための設計資料とすることを主目的として調
査を行ない、その結果から次の事項について検討を加えてみ
た。                         


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