港湾技研資料

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ドラグサクション船の鹿島港への適用性−海竜丸による外港航路の試験浚渫について−

港湾技研資料 NO.0067 1969.03

執筆者八木得次,宮崎昭児,渋谷洋一,是石昭夫,奥出律,石塚浩次
所属機材部 (流体輸送研究室)

要旨

 鹿島港は海象条件が厳しい上に、海底土質がきわめてかた
く締まった砂質土(海底下2〜3mでN値50以上の細砂)
であるため、ドラグサクション船を適用するにはいくつかの
問題がある。                     
 本資料は、現地にて行われた試験浚渫の結果をまとめたも
ので、ドラグ浚渫速度、船体動揺、海象条件、動力配分等の
ドラグ浚渫能力に及ぼす影響を検討している。      
 ドラグ浚渫速度は最低2ノットが必要であること、スエル
コンペンセータの能力を増強する必要があること、ドラグヘ
ッドの改良が望まれることなどを示唆している。     


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