港湾技研資料

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グラブバケットの落下時衝撃試験およびつかみ特性試験(第2報)−グラブバケットによる硬土盤および軟岩盤の浚渫について−

港湾技研資料 NO.0068 1969.03

執筆者岩田尚生,高砂忠
所属機材部

要旨

 この報告書は、グラブ浚渫船で硬土盤、軟岩盤を浚渫する
場合に、経済的な判断を行うに必要な浚渫能率について考え
方をまとめ、さらに、実際のグラブで軟岩盤(圧縮強度10
0〜130?/?)の掘削実験を行い、岩盤浚渫を経済的に
実施できる可能性について検討した。          
 実験結果から、グラブの自重や開閉方式の他に、爪の形状
や岩盤の節理が作業能率に大きく影響すること、および巻上
鋼索張力の変化状態を記録することにより、水中でのつかみ
過程における掘削状態の判断が可能なことを確かめた。  


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