港湾技研資料

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木材集積用レーキ模型実験

港湾技研資料 NO.0078 1969.06

執筆者柴生利夫,菊谷徹,岩田尚生
所属機材部 (作業船研究室)

要旨

 従来、木材の港湾荷役は、大部分人力によって行われてい
るが、最近の木材需要の増加に伴って作業能率を高めるため
に、機械化の材運が出ている。本報告では模型縮尺の1/4
の集積レーキの基本的性質、集積力と段数を求めた。更に集
積力の理論計算を試みたものである。木材の集積力は短期実
験であったため、実験的な裏付けは得られなかったが、理論
計算より、集積力は木材の体積に比例する。木材の比重、径
のばらつきが大きいほど集積力が少ないこと等が求められた
。又集積力は実験値を確率計算にて処理し、理論計算との比
較も行ったものである。                


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