港湾技研資料

一覧へ戻る

海水の作用を受けるコンクリートの中性化について

港湾技研資料 NO.0088 1969.09

執筆者赤塚雄三,関博,浅岡邦一,佐々木克彦
所属構造部

要旨

 厳しい気象作用、海象作用を受ける港湾構造物のコンクリ
ートの中性化試験を実施した。構造物は築造後4〜14年の
年月を経過した富山より八代に至る全国8港湾、14構造物
である。試料はコアボーリングなどにより採取し、フェノー
ルフタレイン溶液による着色の程度より、最大中性化深さ、
平均中性化深さなどを測定した。試験結果より、10〜20
年の長期間港湾環境中に暴露されたコンクリートの平均中性
化深さを推定し、海水の浸漬条件、混和材(フライアッシュ
)使用の有無、単位セメント混和材量、水セメント比などが
中性化におよぼす影響を検討した。           


一覧へ戻る

お問い合わせはkikaku@ysk.nilim.go.jpまでお願いします。

(C)Copyright 1996-2007 Nationnal Institute for Land and Infastructure Management(NILIM)
No reproduction or republication without permission.