港湾技研資料

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原型載荷槽および原型走行荷重車の製作について−空港舗装研究用施設−

港湾技研資料 NO.0097 1970.03

執筆者須田冫煕
所属土質部 滑走路研究室

要旨

 本報告書は、空港舗装研究用施設として製作された、原型
載荷槽および原型走行荷重車の設計・製作の経緯や機能・性
能などについてとりまとめたものである。        
 原型載荷槽は、長さ12m、幅10m、深さ4.5mの槽
であって、この中に作られる舗装の上に200tonまでの
静的荷重を加えることができる。            
 原型走行荷重車は、大型トラクターによって牽引されるト
レラーであって、このトレラーの主車輪として、DC−8−
63型航空機の複々車輪がついており、これに脚荷重として
100tonを加えることができる。また、トレラーの4隅
についている50tonオイルジャッキにより、トレラー全
体を持ち上げ、主車輪軸の下に、他のオイルジャッキを挿入
し、現場において、静的荷重試験を行なうこともできる。 


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