港湾技研資料

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海岸堤防のり先の洗掘防止工法に関する実験的研究

港湾技研資料 NO.0117 1971.06

執筆者佐藤昭二,入江功,佐々木克博
所属水工部 (漂砂研究室)

要旨

 海岸堤防や護岸としては、直立堤、傾斜堤、階段堤等があ
り、また、その前面に消波工、根固工、離岸堤等を設けたも
のもある。しかし、それらの洗堀防止に関する機能効果につ
いては不明な点が多いので二次元水槽内に欠壊海岸を再現し
、各工法ののり先洗堀防止に関する機能効果を定性的に調べ
た。まず、波高も波形勾配も小さい波を長時間作用させ平衡
勾配を作った。この汀線に直立堤、傾斜堤、階段堤を設けた
とき、また、汀線に直立堤を立てその前面に消波工、根固工
、離岸堤を設けた時、各々に波高も波形勾配も大きい波を作
用させ、洗堀防止効果を実験的に検討した。       


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