港湾技研資料

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三次元有限要素法の実用的プログラム法

港湾技研資料 NO.0148 1972.12

執筆者岩崎峯夫
所属機材部 (作業船研究室)

要旨

 有限要素法が連続体の応力、ひずみ解析に用いられるよう
になってきたが、特に三次元物体の有限要素解析においては
、非常に大きな剛性マトリックスが要求され、電子計算機の
内部にコアだけでは収容することができない。従来の方法に
よる剛性マトリックスの組立法では、外部記憶装置との入出
力にダイレクトアクセスを用いなければならず、時間的に効
率が悪く実用プログラムは、あまり発表されていない。本報
告での方法は、剛性マトリックス組立法を一般の方法と異な
り、節点に対する寄与計算をすることにより、外部記憶装置
にシーケンシャルに出力している。その結果、時間的な面ま
たは、プログラミング面において良い結果を得ている。  


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