港湾技研資料

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太平洋岸北東部の沖波(深海波)の推算

港湾技研資料 NO.0206 1975.03

執筆者高橋智晴,副島毅,金子大二郎
所属水工部 (海象観測研究室)

要旨

 日本沿岸の沖波を推算手法により把握するために昭和46
年度より計算を実施してきたが、この報告はその第2報とも
言うべきもので、昭和47年度に実施し、昭和48年度にそ
の結果について検討したものを取りまとめたものである。結
果は推算ケース40について推算地点26ごとに波向別に最
大波を抽出し、波向別最大波高・周期の分布図を作成した。
推算手法が来襲波浪のピーク付近の推定を主とし、風域を離
れたうねりについてはほとんど考慮していないため、うねり
の影響が大きく、上記の波向別最大波の分布の一部を決定す
る地点については実際より小さな値を与える。これを補なう
ため洋上の波浪分布図を作成した。この図を用いて必要な地
点でのうねりを推定する場合吹送距離を適当に推定する必要
がある。                       


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