港湾技研資料

一覧へ戻る

港湾工事材料としてのシラスの工学的性質(その2)シラスのせん断特性

港湾技研資料 NO.0211 1975.03

執筆者小林正樹,勝野克,中瀬明男
所属土質部 (土質試験課)

要旨

 シラスを港湾工事材料として使用することを想定し、乱し
たシラスのせん断特性を調べた。この結果を標準砂に対する
結果と比較することにより、次のような傾向が明らかにされ
た。                         
 1)排水条件でのせん断強度定数CdおよびΦdはシラス
  の方が標準砂より大きい。             
 2)変形係数E50の値は標準砂の方がシラスより大きい
  。                        
 3)シラスのダイレイタンシーは拘束圧力の影響が大きい
  のに対して、標準砂の場合は拘束圧力にあまり影響され
  ない。                      


一覧へ戻る

お問い合わせはkikaku@ysk.nilim.go.jpまでお願いします。

(C)Copyright 1996-2007 Nationnal Institute for Land and Infastructure Management(NILIM)
No reproduction or republication without permission.