港湾技研資料

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港湾工事材料としてのシラスの工学的性質(その4)締固め特性とCBR特性

港湾技研資料 NO.0211 1975.03

執筆者佐藤勝久,浅島豊明,渋谷英男,森口拓
所属土質部 滑走路研究室

要旨

 シラスが港湾工事材料として使用できるかどうかの検討を
、締固め特性とCBR特性を中心に行った。       
 シラスおよび標準砂についての試験から、シラスを動的に
締固めると、20%前後の粒子破砕のあること、強度として
のCBRでは、シラスが標準砂よりもかなり良好であること
、シラスには含水比の大きな領域で若干オーバーコンパクシ
ョン現象のあることなどがわかった。          
 十分な配慮のもとに施工が行われるならば、港湾工事材料
としてシラスを用いることに対し、締固め、CBRといった
性質において問題はなさそうだ。            


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