港湾技研資料

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空港コンクリート舗装厚設計への電算プログラムの応用

港湾技研資料 NO.0262 1977.06

執筆者福手勤
所属土質部 滑走路研究室

要旨

 現在、わが国を始めとして世界各地で採用されている空港
コンクリート舗装設計法の基礎となっているのは、Wes−
tergaardの載荷公式であるが、このWester−
gaardの載荷公式は実際の設計に利用するためには複雑
な形をしているため、PickettとRayによって作成
された影響図が従来一般に利用されてきた。しかし影響図に
もいくつかの制約があるほか、その使用にあたっては個人差
や読取り誤差が避けられない。これらの欠点を補うために、
Westergaard公式のうち、中央載荷と縁部載荷状
態のたわみと曲げモーメントを与える式について電算プログ
ラム化を行ない、いくつかの応用例を示した。      


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