港湾技研資料

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船舶接岸力に関する模型実験

港湾技研資料 NO.0263 1977.06

執筆者堀井修身,上田茂,柳沢雄博
所属構造部 海洋構造研究室

要旨

 船舶接岸時の仮想質量を模型実験により検討した。その結
果、仮想質量に影響する要因として、 1)、水深咆水比、
H/d、 2)、岸壁構造、 3)、防舷材などのバネ常数
などが考えられるが、中でもH/dの効果が大きいことが明
らかになった。また、仮想質量は排水質量に対する比として
表わすことができ、H/d=1.10のとき仮想質量係数C
vは約2.3になり、現行設計法の1.5〜1.6を大幅に
上回る。                       


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