港湾技研資料

一覧へ戻る

折り返し回折計算プログラムの開発

港湾技研資料 NO.0288 1978.03

執筆者奥山育英,寺内潔,吉田行秀,中辻隆
所属設計基準部 (システム研究室)

要旨

 港内静穏度を求めるために、水理模型実験、波の解析の理
論式による計算、さらにそれを図式化した図式解法が用いら
れるが、本資料は、そのうちの折り返し回折計算図法を、図
面によらずに計算機で計算できるようにした折り返し回折計
算プログラムの概要説明書である。このプログラムは、波浪
研究室、高潮津波研究室で開発した不規則波の回折計算プロ
グラムに、システム研究室で開発した多重反射プログラムを
付加した形で、港内反射波を考慮している。       
 内容は、折り返し回折計算プログラムの入力方法と出力結
果の読み方、および実際の利用の方法を述べ、さらに数値実
験の例、および模型実験値との比較を行っており、ほぼ妥当
な結果が得られていることを確認している。       


一覧へ戻る

お問い合わせはkikaku@ysk.nilim.go.jpまでお願いします。

(C)Copyright 1996-2007 Nationnal Institute for Land and Infastructure Management(NILIM)
No reproduction or republication without permission.