港湾技研資料

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鋼製護岸の水平パイプ部材群に作用する土荷重の算定

港湾技研資料 NO.0291 1978.06

執筆者高橋邦夫,沢口正俊
所属土質部 基礎工研究室

要旨

 鋼製護岸の部材の一つとして中詰砂中に水平方向に並べら
れた複数のパイプ材が受ける土荷重を算定する方法について
検討した。一つの方法として、中詰砂を連続弾性体と仮定し
た有限要素解析を行った。また暗きょのような土中の埋設管
に作用する土荷重の算定方法であるMarston−Spa
nglerの方法を基礎として、これを複数のパイプに適用
しうるように利用した2通りの方法を示した。この2通りの
計算方法は、有限要素法による解析に対して、ほぼ妥当な結
果を示した。                     


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