港湾技研資料

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仙台港南海岸における砕波帯内総合観測(1979年9月調査)

港湾技研資料 NO.0355 1980.09

執筆者加藤一正,田中則男,灘岡和夫,小山内英雄,近藤隆道,赤石正廣
所属水工部

要旨

 仙台港南海岸で実施した観測結果に基づいて、構造物周辺
の波浪、海底地形、海浜流、浮遊砂濃度等が、主として以下
のテーマについて述べられている。すなわち、1)観測項目
・観測概況、2)翼堤背後の波高分布、3)翼堤の波浪、海
浜流な及ぼす影響、4)翼堤背後の循環流と、そのスケール
と海底地形・潮位との関係、5)翼堤設置前と設置後の流況
の変化、6)今回測定された浮遊砂濃度と従来のそれとの比
較等である。                     
 同海岸では、翼堤設置以前に同様の観測を実施しているの
で、それと今回のデータを合わせると、構造物設置による波
浪、海浜流の変化に関する現地実験データになり、また海浜
流や海浜変形予測モデルの開発に際して基礎データとなる。


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