港湾技研資料

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直立消波ブロック式防波堤構造集覧

港湾技研資料 NO.0358 1980.09

執筆者柳生忠彦,湯?美幸
所属設計基準部 (設計基準研究室)

要旨

 近年、反射波を少くする防波堤として、透過壁及びその背
後に遊水部をもつ直立消波堤が多く用いられるようになって
きた。この直立消波堤には、従来から防波堤として用いられ
てきたケーソン構造の前面部を、縦スリット、円孔等で透過
壁として、その背後に遊水部を設けた、いわゆる、直立消波
ケーソンと、異形のプロックを積みあ上げることによって、
透過壁と遊水部をもつ直立消波構造とする、いわゆる、直立
消波ブロック式とがある。現在、これら直立消波構造防波堤
の設計法は、その構造形式によってまちまちである。本港研
資料は、直立ブロック式防波堤設計法の検討の資料とするた
め、既存の直立消波ブロック式防波堤(142施設)の設計
条件、設計断面等を集録したものである。        


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