港湾技研資料

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矢板腹起しの標準設計(案)

港湾技研資料 NO.0363 1980.12

執筆者柴田鋼三,柳生忠彦
所属設計基準部 (設計基準研究室)

要旨

 控え工を有する通常の矢板式係船岸の矢板に取り付けられ
る腹起しの標準設計を行なった。            
 本標準設計では、矢板の形式はU形矢板を対象とし、腹起
し材として12種類のみぞ形鋼を用いた。標準設計は、みぞ
形鋼の各断面ごとに、腹起しが矢板の海側に取り付けられた
場合と陸側に取り付けられた場合の両者について行なった。
したがって、本資料には合計24ケースの標準設計が集録さ
れている。                      
 この標準設計によって、U形矢板を用いる場合には、タイ
ロッド取付点反力から腹起し材みぞ形鋼の断面を決定し、腹
起しを矢板の海側に設置するか陸側に設置するかを決定すれ
ば、必要な細部設計図が得られる。           


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