港湾技研資料

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小型作業船の主要目計画と構造部材の概略設計

港湾技研資料 NO.0366 1981.03

執筆者野村剛,竹田康雄
所属計算センター (積算システム課)

要旨

 運輸省港湾建設局で建造された小型作業船77隻の主要目
を調査し水線間長、速力をパラメータとして主要目相互の関
係およびフルード数、ブロック係数、アドミラルティ係数の
相関についてそれぞれ図表にとりまとめた。ついで、その結
果を利用した主要目計画の手順を具体的に考察した。本計画
法に従って計画例を行ったところ、制動馬力の推定精度は実
際に使用されている制動馬力の±100PSの範囲であった
。                          
 また、各種構造基準および既存船の構造部材を参考にして
小型作業船の構造部材設計プログラムを作成し、設計例を行
った。本プログラムで得られた設計値は既存船の設計値と同
じか若干大きめの値であった。作成したプログラムは小型鋼
船構造基準プログラム,軽構造船暫定基準プログラム,FR
P船特殊基準プログラムである。            


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