港湾技研資料

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多変量解析の港湾計画への適用に関する検討

港湾技研資料 NO.0382 1981.06

執筆者斎藤純
所属設計基準部 (システム研究室)

要旨

 港湾計画を作成する基礎となる多量のデータを、計画者に
とってわかりやすい形に分類・要約したり、計画時点のある
指標の姿を予測・判別するための有効な手法として近年経済
学や社会学の分野を中心に発達してきた多変量解析の各手法
を紹介している。                   
 本論文で採り上げた手法は重回帰分析、判別分析、数量化
?〜?類、因子分析、主成分分析、クラスター分析、正準相
関分析の代表的10手法であるが、これらの手法についてま
ず基本的な概念とその数学的な導き方を述べたあとで、どう
いう種類のデータをどのように使うのかを港湾計画者になじ
みのあるデータを使った分析例を示しながら解説する。そし
て最後に、多変量解析法の限界および分析結果をみる場合の
ポイントについても触れている。            


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