港湾技研資料

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港湾計画における環境アセスメント手法(その3)−住民の価値観による環境事象の重み付け(2)−

港湾技研資料 NO.0384 1981.06

執筆者稲村肇
所属設計基準部 (計画基準研究室)

要旨

 本研究は港湾開発に伴なう環境変化の総合評価手法の開発
を目的としている。本報告は港研資料?214.?235で
提案された“住民の価値観による環境事象の重みずけ”に基
づく調査、解析の結果を示すものである。本研究から得られ
た主たる成果は以下の通り。              
1) 環境事象の各変化レベルに対する住民の反応が明らか
にされた。                      
2) 各環境事象に関して取り上げるべき代表的指標が明ら
かにされた。                     
3) 個人特製、地域特性による環境評価の偏差の解析がな
された。これによって対象地域の特性の違いによる留意すべ
き事象の環境レベルが明らかとなった。         
4) 以上の解析結果を使用して港湾計画代替案の環境面で
の総合評価手法確立のための資料が整備された。     


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